サッカー連盟転籍経験のある国
🇦🇺オーストラリア
オセアニア→アジア
2006年を境にオセアニアという弱小連盟を脱してより強い環境を求めAFCに転籍。オセアニアからのW杯出場枠が0.5しかなく、何度も大陸間プレーオフで強豪を前に敗れた悔しさがアジア転籍のトリガーとなったのだろう。転籍後もW杯出場を掴み取る強さを維持し、2015年の自国開催のアジアカップで優勝。こうしたオーストラリアの強さで割りを食ったアラブ諸国がオーストラリアを除名しようという話もあったとか。少なくともその存在を快くは思ってはいない。
🇮🇱イスラエル
アジア→オセアニア→ヨーロッパ
アジアサッカー連盟の設立メンバーであるものの、パレスチナ問題でイスラエル及びユダヤを拒絶するイスラム諸国がイスラエルとの対戦を悉く拒否。初めてのW杯出場も対戦相手のボイコットで決まるという悲しい過去がある。そして1974年の総会で除名が決定。その後オセアニア連盟に転籍。しかし、オセアニアまでの長距離移動がネックに。その後ヨーロッパへの転籍を希望するようになり、1992年に転籍。強豪ひしめくヨーロッパで着実に力を伸ばしている。
🇰🇿カザフスタン
アジア→ヨーロッパ
ソ連崩壊で独立したカザフスタン。ファンや選手はヨーロッパ連盟への加盟を希望していたものの、カザフスタンサッカー連盟はアジア連盟への加盟を強行した。しかし、W杯出場が全くできなかったために反感を買い、2002年にヨーロッパ連盟へと転籍した。