アフリカの大会が何かおかしい
ヨーロッパには各国リーグの上位クラブが集い、欧州最強を決めるUEFAチャンピオンズリーグがある。そして、その下に位置する大会がUEFAヨーロッパリーグである。
アフリカにもCAFチャンピオンズリーグ、そしてそれに次ぐ大会、CAFコンフェデレーションカップが存在する。
ちなみに日本で言うコンフェデ杯とは全くの別物である。
このCAFコンフェデレーションカップだが、グループステージが他では例を見ないものになっている。
まず、ここでUEFAチャンピオンズリーグのグループステージを見てみる。
2019-20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグのグループAである。(Wikipediaより抜粋)
このように国際大会だけあってどのチームから見ても対戦相手が外国チームになるようグループ分けされている。
しかし、2018-19シーズンのCAFコンフェデレーションカップのグループAにおいて、
2021年のAFCチャンピオンズリーグ
2020年シーズンも始まっていないのにもう2021年のこと?なんて言ってる場合ではない。
2021年からACLが大きく変わる。
ここではその変更点をまとめる。
変更点①:出場チーム数の増加
現行は本戦には東西アジアで16ずつの計32チームが進出。
それが2021年より東西アジアで20チームずつ の計40に増加。
変更点②:予選の大幅改定
現行は予選1回戦からプレーオフまで3つの予選ラウンドがある。
それが変更後は予選プレーオフのみとなる。
それまで予選1回戦から3連勝を強いられていたチームが1試合勝てば本戦出場という異次元緩和。
変更点③:出場枠も改定
2020年の日本のACL出場枠は本戦2+プレーオフ2となっている。
しかし、2021年からは本戦3+プレーオフ1に増加が決まった。
加えて、韓国は近年のACLでの不振が続き、本戦2+プレーオフ2に減少。
さらに、出場枠増加に伴い、新たにトルクメニスタンやベトナム、北朝鮮等に本戦出場枠が与えられた。
J1参入プレーオフについて
ルヴァンカップを変える
ルヴァンカップとはリーグ戦、天皇杯に次ぐ位置付けとして認識されているサッカー大会。
我々サポーターにとってはこの大会に大した価値は見いだしていない。精々準決勝あたりからようやく意識が向くような大会。
このルヴァンカップの長年の問題が日程。
1次ステージで6試合
プレーオフで2試合
トーナメントで5試合
計13試合
これをこなして漸く優勝である。
サッカー目線から言うとカップ戦でこの試合数は多すぎる。
他所をみれば最低1試合、多くても5から6試合。
しかし、ルヴァンは最低でも6試合こなさなければならない。
さらに決勝はリーグ戦も天皇杯も終盤にさしかかる11月。クラブの命運を分ける時期に決勝という別の重圧をクラブにかけるという二重苦。
さらにさらにJ1からJ2降格したクラブにもこれを強いるという三重苦。
降格クラブは1部復帰にコミットしたいのにそれを阻む存在。サポーターからは罰ゲーム扱い。
もう散々である。
だから私はこのように変えたい
①試合はノックアウト方式
②決勝は8月に
③J1オンリー
今年に実施するとして
[1回戦]12チーム→6チーム
広島、G大阪、神戸、大分、札幌、仙台、清水、名古屋、浦和、鳥栖、湘南、柏、横浜FCが参加。
[2回戦]8チーム→4チーム
川崎、C大阪、1回戦勝者の6チームが参加。
[準々決勝]
ACL出場の4チーム、2回戦勝者の4チームが参加
[準決勝]
ホーム&アウェーで実施
[決勝]
国立競技場で8月に実施
これで1チームあたり最低1試合、最高でも6試合に収まる。
尚且つ、月に1試合ずつ進めていっても8月には決勝を迎えられる。
夏休み盆休みシーズンにチームにとって一つの節目を迎える、という場面があっても良いものである。
初体験
初めて味わったソレはとても気持ちいいものではありませんでしたか?
もっと味わっていたい、さらに上の世界を経験したい、一生手放したくない、と思うことでしょう。
経験がないから、ソレを味わうために数々の苦難を乗り越え、そしてソレが目前に迫った時の心臓の鼓動はかつてないものであることは想像に難くない。
そしてこの元日、また新たにソレを味わった者がいる。
これで関西の全Jクラブがタイトルホルダーとして2020シーズンを迎えることとなった。それと同時に優勝した神戸はJクラブとしては19番目の主要タイトルホルダーともなった。
では、これまでのJクラブの初体験はいつ、どんなものだったのでしょう?
リーグ戦(J1)
鹿島アントラーズ(1996)
ジュビロ磐田(1997)
ガンバ大阪(2005)
サンフレッチェ広島(2012)
川崎フロンターレ(2017)
横浜Fマリノス(1992-93)
横浜フリューゲルス(1993-94)
湘南ベルマーレ(1994-95)
名古屋グランパス(1995-96)
京都サンガ(2002-03)
ヴィッセル神戸(2019-20)
東京ヴェルディ(1992)
清水エスパルス(1996)
柏レイソル(1999)
浦和レッズ(2003)
FC東京(2004)
ジェフユナイテッド千葉(2005)
大分トリニータ(2008)
セレッソ大阪(2017)
私自身、タイトルの獲りしやすさは
リーグ杯>カップ戦>リーグ戦
の順だと思っていたが、今回集計した結果とほぼ一致。
話題は逸れるが、今年は五輪の年である。そのため、夏はシーズンが中断され、それに合わせてJリーグ開幕を早めなければならない。
一番早いところはXeroxスーパー杯を戦う神戸と横浜の2月8日。
早過ぎ忙し過ぎ。